久米島グルメ、車えび

のんびり、そして癒されたとしてもお腹は空きます。ここでお腹が満たされるかどうかで旅の印象は大きく変わってきます。沖縄というとブランド牛やブランド豚が人気を集めていますが、久米島は今車えびが熱いのです。

実は沖縄には天然の車えびというのは存在しません。久米島の車えびはすべて養殖物です。1985年に始まった久米島の車えびの養殖ですが、現在では生産量日本一を誇ります。沖縄の海に車えびがいないということは、沖縄の海に車えびは向いていないということになります。それがなぜ日本一の生産量になったかというと、それは海洋深層水です。海洋深層水は水深200m以上の深さの海水のことで、2000年もの時間をかけて地球をゆっくり循環しているといわれています。久米島では水深612mから引いています。ただでさえ美しいとされている久米島の海のさらに陸や大気からの汚れがない海洋深層水で育てられるのです。海水の表面に少ないミネラルが大量に含まれており、水温も安定しているため、健康で美味しい車えびが生まれているのです。

車えびは海老天や海老フライ、握り寿司などもお勧めですが、やはり塩焼きが一押しです。久米島名物ですので、島内いたるところで食べることができます。

癒しの楽園

久米島にはテレビでも紹介されたことのある不思議な坂があります。空き缶やボールなどの転がるものが、坂道を登ってくるという不思議なおばけ坂です。目の錯覚がそう見せているものであり超常現象などではないのですが、子供だけでなく大人であっても、そして錯覚だと分かっていても惑わされてしまう驚きの場所です。奥武島の南西側の海岸には畳石といわれる亀の甲羅のような岩が敷き詰められた場所があります。溶岩が冷えて固まる時にできる柱状節理が、長い年月をかけ波によって浸食されてできたとされています。海にむかって滑らかな甲羅のような岩が広がっている姿は、世界的にも珍しいものですので見ておいて損はありません。

久米島は全体的には低い島ですが、唯一高いところにあるものが宇江城岳です。ここから久米島全体を一望することができます。ここからの眺めは、前項で示していた“のんびり”をより理解することができます。久米島は観光化が進んでいますが、都市化はなされていません。高い建物はホテル以外ありません。宇江城岳からの眺めは、畑とその間にある道路、そして自然という緑中心。そして青い空と青い海です。都会の喧騒を離れのんびりと過ごすというのは、自然に包まれて癒されるということなのです。これに合わせて美味しい食べものも味わえるのが沖縄の良さです。

最高の過ごし方

前項で離島が何もないと示しましたが、実際には何もないわけではありません。特に久米島は観光地や宿泊施設なども充実しており、退屈とは程遠い島です。ただ本島は那覇市中心であり、離島のようにのんびり過ごそうと思うのであれば北部まで行かなくてはいけません。離島は那覇のような都市部が存在していないので、のんびり過ごす以外の方法がないのです。

久米島は見どころが多い島です。のんびり過ごすというのは、かなりもったいない気がしますが、それでも一番のお勧めです。久米島には古民家が残されており、庭先に入ると“のんびり”の良さが分かると思います。台風の多い沖縄は屋根が低く、瓦は飛ばないように固められています。暑いように感じますが、部屋は繋がっていて風通しが非常によく、縁側に座ってみるとのんびりしたくなるのです。

久米島ではハテの浜は外せません。島の東側の沖合に浮かぶ真っ白な砂浜だけの小さな島です。その砂はサンゴでできており、実際に手にとって裸眼でも確認することができます。シュノーケリングのポイントとしても有名ですが、白い砂浜と青い空と海とのコントラストは別格といえるものでしょう。泳ぐのも楽しいのですが、海に浮かびながらそれをのんびりと眺めるというのも楽しみ方なのです。

沖縄、離島の魅力

沖縄というとサンゴ礁の島であり、海が綺麗ということで有名ですが、それが離島となると別格になります。沖縄本島は沖縄県の県庁所在地である那覇市があり、外国人も数多くいます。北部などにいけば、昔からの沖縄らしさ(琉球らしさ)が残っているところもありますが、都市化が進み、観光案内などで見られる“らしさ”というのは減っているのが現状です。

沖縄は同じ日本のな中でも南国に近い気候のエリアです。南国独特のゆったりとした空気を感じるために人気の観光スポットとして一年中多くの人が訪れます。沖縄はかつて琉球王国であった歴史があり、独自の雰囲気を楽しむことができます。さらに、沖縄には離島がたくさんあり、沖縄本島以外にもグルメや観光スポットがあります。沖縄本島から離島までは、一番近いところでは徒歩で行くことができ、遠いところでは船や飛行機での移動となります。

旅行で“遊ぶ”といいますが、本島での遊びと離島での遊びはまったく別物だと考えたほうがよろしいでしょう。離島の良さ、それは何も無いことであり、何もしないことです。本島にはレジャー施設はありますし、リゾート施設もあります。離島にもそれらは存在しますが、遊び方が違います。亜熱帯である沖縄の夏の日中の暑さは、日本本島とはレベルが違います。クーラーが普及していなかった時代、夏の日中には出歩かない、日陰でのんびりするということが当たり前だったのです。のんびりと外を眺めて時を過ごす。現代人にとって贅沢過ぎる時間の過ごし方だといえるでしょう。また、沖縄には独自のグルメがたくさんあり、特産品も存在しています。当サイトでは、離島を含めた沖縄の魅力や特産品の紹介をいたします。